祭りも終盤にさしかかったころ。 コダゴンは勇者の末裔に別れをつげました。 セカイが平和になったとはいえ、 コダゴンは元魔王。 その姿が人々に恐怖を抱かせてしまうことに 気がついたのでした。 「さようなら。」 「もう会えないのかい?」 「また、来年。この季節に。」 そういうと、コダゴンは飛びたっていきました。 迎えにきた仲間とともに。
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