一橋大学KODAIRA祭実行委員会presents 2008年度一橋大学二次試験対策
【傾向】
試験時間は120分、大問3題・各400字の論述問題で構成されている。質・量ともに日本最高レベルであり、教科書を逸脱するどころではない問題と格闘することになる。しかし一応出題傾向は存在するため、それに沿って対策することができる。
まず系統地理分野では都市、人口、民族、環境問題、農牧業が頻出で、このどれも経済が絡んでくる問題が大半である。地誌分野では発展途上国など発展の遅れた地域が取り上げられ、そこでの民族問題、地域格差、それらの歴史的背景などの出題が多い。特徴としては歴史的背景の問題は地理ではなく世界史の問題が出題されること、また日本地理の出題率が低いことがある。
【対策】
◎対策方法
一言で言うなら、何度も書いて添削してもらう。これに尽きる。ただ、覚えておいて欲しいのは『時期がずれたとしても、世界中のどこにおいても同じことが起きる』ということ。例えば、日本では1960年代の高度経済成長とともに産業の中心が軽工業から重化学工業に移り、そこで公害が発生する。その後重化学工業からハイテク産業に移り、輸入代替型から輸出加工型に移る(例の内容は確かな知識に基づいたものではないのであくまで参考に)。このような産業の高度化はどの国においても同じような流れになる。しかもその流れの先端にいる、自分達の一番知っている国である日本を参考にできるのだから取り組みやすいと思う。(ただし、石油などの資源の有無によって産業の発達の仕方は異なるので注意してほしい)
このことが理解できたら次に応用できそうなことを一つ一つしっかり覚える。マイナーなことは後回し。暗記するときは一連の流れと、例えば『ハイテク産業』や『輸出加工型産業』などの要所要所の重要単語をしっかりと覚える。
これらのインプットが終わって初めてアウトプットができるようになる。焦ってアウトプットだけをしても意味がないことを知ってほしい。また、一橋入試の記述量は他大よりも圧倒的に多いので覚悟するように。
◎参考書
特にない。しいて言うなら一橋や他大の過去問をやる時に調べることができる地理辞典のようなもの。
◎ポイント
入試の成績は偏差値での勝負と聞く。一橋大学の地理は他の歴史科目に比べてかなり難しいが、それ故できない人も多いので地理の極端な難しさをあまり気にしなくていい。間違っても無理やり科目を変えないように。
また、一橋地理は単なる暗記を問うてくるのではなく社会問題に絡めてくるので、対応できるように社会問題について普段から興味を持っいると役に立つし、楽しく勉強できると思う。
