一橋大学KODAIRA祭実行委員会presents 2008年度センター対策
【傾向】
出題される問題は、第一問は固体地球、第二問は岩石鉱物、第三問は地質、第四問は気象、第五問は天体と毎年ほぼ固定されている。
計算問題も少なく、基礎的な知識と理解が得られれば高得点が取りやすいが、理解よりも知識に偏っていると大きな失点をする可能性は高い。過去問と同様の問題も多く出題される。2007年度入試は理解よりも知識を重視する問題が多いように感じられた。
【対策】
◎始めた時期
地学の対策を始めたのは浪人の6月ぐらいである。私は現役時は生物選択であったが、5月あたりに地学に転向することを決め、6月に入って参考書をぱらぱらと読み始めた。その頃はまだ本当に適当に見ていただけであった。毎日ちゃんと読み始めたのは夏休みに入るころからである。その頃は、予備校に通うために電車に乗っている時間の内の30分くらいを地学の時間と決めて、またその時間に読む参考書のページ数のノルマを決めて対策していた。参考書にセンターの過去問が数十問載っていたので、そこで過去問にもふれていた。ただ、それ以外には特に対策をせず、地学の対策は他の主要教科の勉強に支障をきたさい程度に、また主要教科を勉強する合間の休憩代わりに行った。
過去問を自分で買って解き始めたのはセンターの2ヶ月前くらいからである。今から考えて6月に対策をはじめたことや2ヶ月前に過去問を解き始めたことは全然遅くないと思うし、地学の対策としてはこれで十分だったと思う。
◎対策方法
地学は暗記項目が結構多いと思う。計算問題を解くのに使う公式もいくつか覚えなければいけない。これらの項目はただただ暗記しようとすると厳しいため、暗記項目に関わる現象の仕組みを理解するなかで覚えていくのがよいと思われる。私は、参考書を読み始めた時にはあまり単語にこだわらずに、惑星の動きであったり、地層の作られ方であったりを理解することからはじめた。その作業を一通りすませてから、赤字になっている文字に注目し始め、赤シートで隠して読むなどして重要単語、重要公式を覚えた。
ひとつの分野の重要なところを一通り覚えたら過去問を何問か解いて知識の確認をした。それを11月位まで繰り返し、知識を十分にいれてから過去問を本格的に解きはじめた。過去問はとにかく数をこなした方がよいと思う。たくさんの問題を解くことで傾向もわかるし、間違えたところはもう一度参考書に戻ってチェックし直すことで自分の知識の穴を埋めていくことができる。
◎参考書
私は予備校の地学の授業はほとんど受けず、一年間ずっと参考書と過去問で独学した。それで本番9割以上とれたので対策としては十分だと思われる。参考書は学研が出している『きめる!センター地学』というのを使っていた。
特にこの参考書を使ったほうがいいということはいえないが、ここでひとついっておくと、あまり多くの参考書には手を出さないほうがいいと思う。1つか2つくらいに絞って、それを徹底的に使いこなすことで、知識がより確実に身につく。
◎ポイント
私は一浪して一橋に合格したが、前述の通り現役の時にはセンター理科は生物を選択しており、浪人してから地学に転向した。というのも、生物は遺伝の分野などが苦手でなかなか点数が伸びず、また先輩などから地学はある程度の暗記をちゃんとしておけばいい点が取りやすい教科だときいていたからである。
実際地学は一通りの対策をしておけば一定以上の点数は取れるようになると思うし、9割以上の高得点も十分に狙える教科だと思う。社会学部のようなセンター理科の点数が合否に大きく関わってくる人にもおすすめだと思う。
